子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?

妻です。

子どもをご褒美(報酬)で釣っても良いのか?
それともいけないのか?

私は、自分の経験的に
報酬で釣ることは問題ないと思っていました。

「Aが終わったら、B(楽しいこと)しよう~♪」と
考えるとやる気がでるのは、当たり前に感じることだからです。

しかも、それでAに対して、次回に取り組むやる気が失われることを
感じることもなかったからです。

そして、現在読んでいるこの統計学の本にも、
統計学的に「目の前ににんじんをぶらさげる作戦」は
有効である
ことが明記されていました。

「学力」の経済学

個人的には、報酬(アメ)で釣られるよりも、
しない場合の悪い結果が怖いこと(ムチ)のほうが
効果がある
と考えています。

自分の過去を振り返ったときがそうだったからです。

自分の行動を変えるほどのインセンティヴ(報酬)というのは
子どもが成長するほど、
親が用意できるような単純なものではなくなってきますので・・・。

私の場合は、嫌だから/面倒だからやらないよりも
やらずに目標を達成できないほうが嫌だったので、
計画的にやれば終わるなら、さっさとやってしまう、
という性格です。

しかし、よく考えれば賢い選択でも、
遠い将来の良い結果よりも、
目先のすぐに得られる満足感を優先させる
のは、
多くの人間がやることですし、
私もそれほど優先順位が高くない物事に対しては、
目の前の娯楽を優先してしまうことはよくあります。

この本「「学力」の経済学」には、

『子どもにすぐに得られるご褒美を与える「目の前のにんじん」作戦は、
この性質を逆に利用し、
子どもを今勉強するように仕向け、勉強することを先送りさせない
という戦略なのです。』
と書かれています。

ただし、ご褒美のあげ方にも大きく2種類あります。

(A)テストで良い点を取ればご褒美をあげる
(アウトプットにご褒美をあげる)

(B)本を1冊読んだらご褒美をあげる
(インプットにご褒美をあげる)

これらの大規模実験の結果や、その例外についても触れられていました。

新聞の広告欄で見かけて面白そうだったので買ったのですが、
面白い本です。

子育て中の親なら、一度は気になったことがあることを
統計学的にデータで裏付けされた結論が書かれてあるので、
信頼できます。

例:
 ・ご褒美は子どもの「勉強する楽しさ」を失わせてしまうのか
 ・「お金」は良いご褒美なのか

自分が理系だからかもしれませんが、データが非常に気になります。

色々なことをインターネットで調べたときに、
行き当たる情報に信憑性がないものが多く、よくこう思います。

 「その情報のソースはどこ?」
 「そう述べる根拠は?」
 「データはあるの?」
 「そのデータのサンプル数は?」

極めて個人的な体験談に基づく内容は別ですが、
私は厳密で正確なデータに基づいた結論以外は、
心から信頼することができません。

この本は、教育経済学的視点から、データが示したことについて
書かれてあるので、とても勉強になります。

こちらの記事もどうぞ
error: Content is protected !!