小学校受験用の塾に見学に行った感想(4歳年中のとき)その5

小学校受験用の塾に見学に行った感想(4歳年中のとき)その4の続きです。)

小学校受験対策塾の体験が終わって帰りながら、
「カバなんて金色でもいいと思うよ、お母さんは!」
「こにぎりんのカバさん、なかなかかっこよかったよ~。」
「名前なんて、練習したらすぐ書けるようになるからね」

子どもをフォローしながら、
塾の存在意義について、考えていました。

受験対策用の塾は、できるだけ多くの子どもを
有名小学校に合格させることを目的としています。
幼児と大きな鉛筆

できないことをできるようにさせる、という使命があります。
受験を考える親も、まさにそれを望んでいるのかもしれません。

需要と供給のバランスが成り立ち、
結果的に、そういう指導方針になっているのでしょう。

今思えば、あのときに見学に行ってよかったです。

自分の子育てでゆずれないものを再確認することができたからです。

例えば、塾のプリントの授業でてきたような
色々な花が描かれています。
この中で仲間はずれはどれですか?
」という問題に対して、

「まず、季節はずれの花を探しましょう。
この中で、冬に咲く花は、ツバキだけですね。
ですから、ツバキが仲間はずれです」

という直線的な決め付け型の考え方の人間にはなってほしくないのです。

「四角い花びらはアジサイだけだから、アジサイが仲間はずれ」
「くるくると巻きつくのは、アサガオだけだから、アサガオが仲間はずれ」
一番大きくなるのは、ひまわりだから、ひまわりが仲間はずれ」」
紫の花が咲くのは、キキョウだけだから、キキョウが仲間はずれ」

私は、これらのどれでも正解だと思うし、
そういう多面的な見方ができる人間に成長してほしいと願っています。

小学校受験対策用のプリント学習を幼児の頃からすることで、
この答えはこう、という問題の解き方を覚え、
モノの見方がパターン化され、偏った考え方になってしまう弊害があるだろう、
と塾の体験をすることで理解することができました。

そして、私たちは、プリント内容は小学生になればわかるようなことであると思いました。

そのため、いずれ適性年齢がくればできるようになることを
未就学児の4歳5歳の早いうちから、
子どもの処理能力をあげさせるために、ただ訓練することで、
その時間があれば通常できること、
例えば身体能力の向上、社会性の発達、心の成長などに必要な時間が奪われるのではないか、
と考え、受験することによる弊害が気になりました。

能力の向上、時間対効果、費用対効果のいずれを考えても、
子どもにとって有益な面より弊害のほうが大きい、という結論に達しました。
(その6へ続く)

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