「やっていいこと・悪いこと」がわかる子の育て方

「やっていいこと・悪いこと」がわかる子の育て方という本を読みました。

本の説明

内容紹介

他人の気持ちを考えて行動する、自分の物と他人の物を区別する、ズルはしない、危険な目にあうことはしない…「やっていいこと・悪いこと」の区別は、「ダメ! 」「悪いことをしてはいけません」といった叱り方では身につきません。
学校や塾では伸ばせない“自分で状況を考え、判断し、行動を選択できる”という「判断力」が、NLP心理学を用いた手法でラフに身につく本。

内容(「BOOK」データベースより)

いじめや犯罪など、子どもが「危険」に巻き込まれるケースが後を絶ちません。子ども自身が自分の身を守れるように育てるためには、自分で状況を見極め、自分で考えて行動できる―そんな「判断力」が必要です。そして、これは社会で生きていくうえで「学力」などよりはるかに重要で、一生を左右する力なのです。


この本を読みたかった一番の理由は、『「人に迷惑をかけるな」では判断できません』の箇所(↓)が気になったからです。

「やっていいこと・悪いこと」がわかる子の育て方(目次)

私は、子どもがドスドスと音を立てる行為をするときは、「下(の階に住み人)に迷惑がかかるからあかん」ということを理由を必ずつけて(これは必ず)、子どもの迷惑行為をやめさせることがあります。

・どういう点が迷惑なのか?

・自分がされたらどんな気分がするか?

・その行為をしても自分が良いと思うか?

・どんな理由ならしてもいいか?

などあらゆる角度から説明をします。

その上で例えば、こんなふうに言うことがあります。

「基本的に人はやりたいようにやったらいいと思うけど、このマンションに住みたいんやったら、大きな音はあかん。

●君が住みたいんやろ?ここに。

お母さんとお父さんはいつ引っ越してもいいんやで。

音が好きなように出せる田舎に引っ越そうかって話何回もしたよなぁ?」

「ここは、分譲マンションで、みんなが気持ちよく住めるようにいろんなルールがある。

最も重要なルールは大きな音だしたらあかんということや。

●君がお熱で寝てるのに、ドスドス(音が)上から聞こえてきて眠れなくて、しんどかったら嬉しいか?(子どもは首をふる)嫌やろ?

それに、音がうるさいだけで、人を殺す世の中やで。

実際、そんなんでイライラして人を殺す人が、なんぼでもいてるんやで。

音がうるさいってだけで、お母さんは恨まれたり嫌われたりしたくない。そのせいで●君やお父さんが殺されるのもいやや。

だから、そんなドスドスと音出さんとってほしい。わかったな?」

「人殺し」の話までは、6歳児には言い過ぎかもしれませんが、実際そんな世の中ですから、どれほど人をイライラさせる行為なのかを知っておくべきと思っています。

都会・共同住宅で暮らす以上、騒音に関してはマナー・常識として身につけておくべきと思っています。

それで、こんな私の説明の仕方・叱り方ではダメなのか?と目次を見て感じて、この本を読んでみました。

しかし、私にとっては、普通に日常的に実行していることがほとんどで、得られることはありませんでした。私の言い方を否定する内容ではないということがわかりました。

その本で強調されていたのが、「相手に直接聞く」習慣で、子どもの自主性が育つ、というくだりです。

まとめると、自分が迷惑だと感じることでも、相手が迷惑だと感じないことがあるから、相手に迷惑かどうか、確認できるときは、確認する、という内容でした。

これもうちではやっていることです。

うちの子どもの立てる音に関しては、階下の人に、一度子ども(1歳の頃)の足音について指摘されたことがあって、初めて意識しました。そのため、いちいち迷惑かどうかを確認しなくても、子どもの足音が(当時は)迷惑だったことは明らかです。

そして、お会いする時に時々「音はどうですか?大丈夫でしょうか?マットを敷いてみたのですが、いかがですか?」と聞いています。

すると、

「あ~!全然聞こえませんよ(笑)。そんなに気になさらないでくださいね。」
と言っていただきました。

そういうやりとりをこの数年間に何回かしました。

この本には、

相手に直接確認することで、自分という主体を取り戻すことができ、「自分が相手に迷惑をかけないようにしたい」という積極的・肯定的な意図をもって行動できます。「しかたないから」ではなくて、「そうしたいから」する、ということです。

とあります。そういう面もありますね

でも私は、相手に確認することで、もう2つ別の効果もあると思っています。

「迷惑ですか?」と正面きって聞かれて、はっきり「迷惑です」とは言えない人が多いです。

そして、一度でも「いいえ。大丈夫です」と答えてしまうと、もうそれ以上文句は言えなくなる(言いにくい)、ということです。つまり、相手に直接確認することで、相手に対してそれ以上文句を言わせない、というけん制効果があります。

また、「こちらもあなたのために対策しているんですよ。いつもあなたに言われたことを気にかけているんですよ。」という報告を相手にしていることにもなるので、相手も気持ちが和らぐ、という効果もあると思っています。

なんにせよ、コミュニケーションは大切だと思います。

マンションなどの共同住宅は、みんなが同じ建物に住んでいて、特に分譲マンションで購入者の場合は、長く住む可能性が高いわけです。

賃貸マンションよりも分譲マンションのほうが、長く(場合によっては永久に)住む可能性が高いので、お互いに配慮し合ってできるだけ良好な関係を築こうとする気持ちが強いのは間違いない、と思っています(複数の賃貸マンションに住んだことがあります)。

賃貸マンションだと、お互いにいつ引っ越すかわからないし、一時的な付き合いに過ぎないと思えば、関係も希薄になり、互いへの配慮も行き届かなくなりやすいだろうと思います。

あれ、本の感想について書いていたのに、関係ない話で終わってしまいました。

私の好き勝手なことを書いたブログに、毎日ご訪問いただいているみなさま、今日もお読みいただきまして、ありがとうございます。

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