子どもが喫茶店で理科(物理・化学)を学べる方法。

小学1年生くらいになれば、喫茶店に入って、注文したものがくるまで、大人しく座っておくことができるようになります。

喫茶店は、カウンター席をおすすめします。料理は理科そのものですから。
特に、昔の理科(昔の1分野→物理・化学)を学ぶには、コーヒーサイフォンがある店がおすすめです。

コーヒーサイフォンで、コーヒーを作るのは、まさに理科の実験を目の前でやっているのと同じことだからです。これを目の前で見られるのは、カウンター席だけ。

私は、拾いテーブル席ではなく、コーヒーサイフォンを使う様子を見せたいと思って、カウンター席を選び、カフェオレを注文しました。

子どもは、コーヒーが抽出される様子を目の前でショーが行われているように凝視して、「わぁ~!!」と言っていました。

※喫茶店の店員さんに許可をいただいて撮影しました。

子どもが喫茶店で理科(物理)を学べる方法1(サイフォン)

お店に入って、カウンターに座ったときは、いくつものコーヒーサイフォンが並んでいました。

子どもが喫茶店で理科(物理)を学べる方法2(サイフォン)

注文が入ると、注文の豆をミルサーでひき、コーヒー豆の粉をサイフォンにセットします。そして、ランプの火を強くします。

子どもが喫茶店で理科(物理)を学べる方法3(サイフォン)

しばらくすると、水が沸騰して、漏斗部分に吸い上げられていくように見えます。
すごい勢いで、「しゅごごごご~!」と水が異動する様子は面白いです。

これは、沸騰により水が蒸発してフラスコ内の気圧があがって、空気が膨張するため、水をフラスコの外へ追い出しています。水(に限りませんが)というのは、高い所から低い所へ流れる、という観念を打ち破る現象なので、子どもには興味深いと思います。

「え~!なんで~?」となると思いますし、その気持ちがもうすでに理科を学習しているのと同じことだと思っています。

本格的に、水溶液や気圧について勉強するときに、実際に見たこの経験が、理解を助けてくれると思います。こういう経験の多い子どもほど、理論を学んだ時に、現象を理解できるので、理科が好きになっていくんだろう、と思います。実際に私がそうでした。

子どもが喫茶店で理科(物理)を学べる方法4(サイフォン)

熱湯が、漏斗に吸い上げられた後、粉をスプーンでかき混ぜて、粉と熱湯が接触するようにしていました。どんどん熱湯の色が茶色く濁ります(コーヒー成分が溶出しています)。

ランプを外して、フラスコの温度が下がると、コーヒーがフラスコに落ちてきます。ぽたぽた・・ではなく、これまたすごい勢いで、しゅご~!と音を立てながら、一気にコーヒーがフラスコへ移動します。

これは、フラスコ内の温度が下がるので、気圧がもとに戻るから起こる現象ですよね。

子どもが喫茶店で理科(物理)を学べる方法6(サイフォン)

フラスコに抽出されたコーヒーを、素敵なマグカップへ注いでくれます。

子どもが喫茶店で理科(物理)を学べる方法7(サイフォン)

はい。泡立てたミルクをのせてできあがり。
とってもおいしかったです。

目の前で作っているところを見ていたので、おいしさ倍増ですね。

喫茶店でも、飲食店でも、もし空いていればテーブルではなく、店員さんの仕事が見える場所・カウンターがおすすめです。子どもが何かを学ぶきっかけを日々作ってあげるのは、親の素敵な仕事だと思います。

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