白砂糖の恐ろしい害について勉強中です。

退職してから初めて体調を崩しました。

平日の日中にゆったりと過ごせるためか、体調の回復具合が、フルタイム正社員時代に比べてとても良いです。会社員時代は、体調を崩したくらいで何日も会社を休めないので、体調が悪いまま仕事をしていて、悪化したり、なかなか体調が戻らず長引いたりしていました。

さて、日中に体を休めながら、白砂糖の害について勉強していました。

by カエレバ

少し古い本なのですが、とても参考になりましたので、ご紹介します。

著者の甲田氏は、医師なのですが、ちょっとめずらしい医師だと思います。これ以外に多数の著書があります。

甲田氏は、自分の体験から白砂糖使用の食生活がどんなに健康上有害だったかを知ったらしく、一人でも砂糖の取りすぎによる健康障害をなくそうと色々な活動をしていました。この本は、その活動の一環です。

漢方では、喘息の発作を鎮めるために麻黄という薬草を用いることがあります。この中のエフェドリンに咳を鎮める作用があるからです。現代では、このエフェドリンを純粋な結晶として取り出して、ぜんそくの薬としています。

しかし、麻黄とエフェドリンの2つの作用は全く異なります。麻黄の方は発作を穏やかに鎮めてくれますが、結晶として抽出したエフェドリンは発作を素早く抑えてくれる代わりに、くりかえして用いると強い副作用により、体に異和がおこるそうです。物を全体として用いるのと、部分として用いるのでは、結果は全く違うのです。

砂糖についても同じことが言えます。

黒砂糖のうちは、その中にビタミンやミネラルを豊富に含み、少量を用いれば栄養となりますが、精製して純度を高めた白砂糖は、もはや食品とはいえない「薬品」となります。それが、体に毒となって、数々の副作用をもたらします。そして、体は加速度的にむしばまれていきます。虫歯・近視・ノイローゼ・胃弱・アレルギー体質などは、砂糖の過食で体からカルシウムが奪い去られた結果であり、動脈硬化・高血圧・がん・糖尿病などが、白砂糖の多食でおこることは医者も認めているとのことです。

白砂糖の害について

白砂糖は体内のカルシウムを奪う

人間の血液は、pHが7.3~7.4の弱アルカリ性です。この環境を一定に保つために、体はいろいろな緩衝機能を有しています。

食品には、アルカリ性食品と酸性食品があり、体内に入ると、血液を酸性にしたり、アルカリ性に傾けたりする作用があります。

砂糖の過食は、血液を酸性過剰に傾けます体は、生体を維持するためpHを正常な状態に戻すために、体内の予備アルカリであるカルシウムが動員されて、中和しようとします。

毎日のように、砂糖菓子の過食が続けば、体内のカルシウムの欠乏が生じることは明らかです。生前砂糖の食べ過ぎを続けてきた人が亡くなり、火葬されたのちに、骨を拾い上げようとしたら、ポロポロとくだけて満足な形を残すことができなかったという話がありますが、それは甘党の人は聞き捨てにはできないと思います。

甘党の人は、ちょっとした衝撃を受けても骨折したり、年若くして総入れ歯になったりするのもうなずけるのではないでしょうか。

また、カルシウムが欠乏した虚弱な青年は、神経過敏で、決して落ち着きのある円満な性格にはなり得ないとも書かれていました。カルシウムは、精神の鎮静作用をなすからです。

若い青少年が、ノイローゼや神経衰弱で悩む者が多くなってきているのは、彼らが毎日食べている砂糖菓子や甘い飲み物が原因ではないだろうか、とも甲田氏は指摘しています。

さらに、砂糖の過食により、カルシウムが欠乏し、その結果として腸のぜん動運動が弱くなり、便秘症に発展していくことも見逃してはならない重要なことです。近年、便秘症で悩む人が多く、万病発現の元になることも書かれていました。

白砂糖はビタミン類を奪う

砂糖は、腸内で分解されて、ブドウ糖と果糖になって吸収されます。一部は未分解のままショ糖の形で吸収されます。しかし、最後にはすべて体内で単糖類に分解されます。

これらの単糖類は、分解過程でクエン酸サイクルに入って、エネルギー源として利用されます。そして最後には水と二酸化炭素になりますが、エネルギーとして利用されるためにはビタミンB1が必要になります。

一度に2~3個ものあんパンだけでお腹をいっぱいにして、青野菜や胚芽のようなビタミン類豊富な副食を取らなければ、せっかく吸収されたブドウ糖や果糖は、焦性ブドウ糖や乳酸の形でとどまり、エネルギー源とはならずに、一部は尿中へ排泄されてしまいます。その上、焦性ブドウ糖などにより、血液は酸性に傾くので、これを防ぐのに、上述したようなカルシウムなどのアルカリ源を動員しなければならなくなります

甘いものを過食して、必要なビタミン類の欠如した不調和な食物を長期間にわたり、食べ続けていると、肝臓は次第に肥大し、吸収された栄養分を処理する能力は低下し続けます。その結果、いわゆる不全肝臓となり、生涯苦しむことになるだろう、とのことです。

砂糖と皮膚病との関係

砂糖をよく食べる人は、皮膚病にもなりやすいです。

これは、自分の体験からよく知っています。砂糖断ちをしたら、アトピーになりかけていた皮膚病が治った経験があります。

湿疹がいつまでも治らない幼児に砂糖類を一切食べないように注意するだけで、ある程度軽快することを甲田医師は見てきたそうです。また、大人の水虫でも糖分過剰が続くと、てき面も悪化してくることを経験済みとのことです。

人間の血液は、甘いものが好きな人は、傷が治りにくいそうです。傷から細菌が侵入し、炎症を起こしたり、悪くすれば化膿する人が多いとのことです。

甘いものを過食して、カルシウムの欠乏した母親から生まれた子供が、小児マヒになりやすいと指摘しています。実際にそういう臨床例を2,3経験しているそうです。妊娠前はもちろん、妊娠中はそれにもまして甘いものを過食した母親が、満三歳になるのに歩くのはおろか、這うことさえできず、言葉も覚えられない脳性麻痺の子どもを抱いて、途方に暮れた姿で来院されたのをはっきり覚えているそうです。

母親が日ごろから甘いものを食べ好き、カルシウムの補給にも考慮を払わない無知な生活を続けたために、胎児の骨の発達に影響を及ぼし、頭蓋骨などの石灰沈着が不十分になってしまう。そんな赤ん坊がお産の際に狭い産道を通過するとき、頭部が圧迫されると、骨が柔らかいために歪みがひどくなり、その結果、頭蓋内出血を引き起こし、脳性小児マヒになってしまうそうです。

このような危険を知っていれば、自分の子どもに話して聞かせることができるので、将来子どもが結婚するならば、子どもの彼女には、息子の口から甘いものをあまり食べないように(理由も含めて)言ってあげられることもできるように思いました。

砂糖の過食は肝臓を悪くする

肝臓が悪いと言えば、アルコールのせいだと考える人が多いそうです。

しかし、甘いものの過食が肝臓を悪くすることは案外知られていません。食後に、餅菓子・ぜんざい・ケーキ・チョコレート・アップルパイなどの甘いものに手を出して口に入れるものは、肝臓病への準備をしているようなものだそうです。

詳細は、本書をお読みください。

その他にも、

・砂糖の過食で胃腸病に

・砂糖の過食は動脈硬化になる

・砂糖の過食はガンの原因にもなる

・砂糖の過食は、しもやけ・赤鼻になる

など砂糖と病気(健康被害)との関係が、医師の視点で細かく書かれています。

この本、とても勉強になっています。

今は、既製品のお菓子が簡単に手に入る時代です。自宅で手作りお菓子も簡単に作れます。

我が家は、ふだんの生活ではお菓子を食べる習慣がありませんが、地域のお祭りや子供会などのイベントでお菓子を大量にいただく機会が、小学生になって増えました。

1日に食べる量としてはあまりにもびっくりするような量をど~んといただきます。

それを本当は食べさせたくないのですが、いただいた手前捨てることもできません。また、駄菓子を食べる経験も大切かなと思います。

そのため、たいていは1つ1つは小さな袋に入った少量のお菓子なので、1つだけね、と言って1つだけ選んでもらっています。1個だけ選んで食べる日が、1週間ほど続きます・・・。

でも、子どもがお菓子の存在を忘れていることもあります。子どもが「(お祭りでもらった)お菓子を食べてもいい?」と言わなければ、私からは一切何も言いません。そして子どもが忘れたころを見計らって(1か月くらい放置していたら)、捨てることにしています。(特に添加物たっぷりのお菓子は)

子どもに砂糖を大量に一気に食べてもらいたくないので、いただいたお菓子は、すぐに冷蔵庫に入れます。

目にすることがないので、数日後に忘れてしまうことも多いです。

もし、毎日子どもがお菓子を欲しがって、食べさせているけど、ほんとうは食べさせたくない場合は、子どもに食べてほしくないものは、捨てずに見えないところへ置く(放置ともいう)方法、おすすめです。子どもが目に付くところへお菓子を置いておけば、「ほしい!たべたい!」と必ず言いますので。そして、頃合いを見計らって、私はこっそりと捨てています。

そして、突然「あのお菓子はまだ残ってるやんな?」と聞かれたら、「賞味期限が過ぎたから、もう捨てておいたよ。古いの食べたらお腹壊すよ~。」と言っています。子どもが「え~!」と言うこともありますが、「栗ゆでるけど食べる?(体に良い代替品を出す)」というと、「やった~」と喜んで、お菓子のことを忘れてくれます。

いただくお菓子がもう少し、体に良いものなら良いのですが・・・。

イベントでは、「子どもにお菓子(駄菓子)」ではなく、文房具(鉛筆や消しゴム・自由帳など)や果物(みかんとかりんごで十分)なら良いのにな。

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