子どもへ命令・指示・提案が多いと、子どもが○○になる

昨日から「家庭ノート」をつけています。

家庭学習中に、間違いを私(母親)が指摘したり、問題を子どもが難しいと感じたときに、怒ったり、泣いたりわめいたりすることがあります。頻度は2週間に1回くらいかな。

「どうせ、ぼくは、~~やし!」などと卑屈になるときもあります。

こういう悩みは、同年齢の子を持つ親によくあることらしく、子どもの年齢や性格に起因することも考えられましたが、もっと具体的に何が原因なのか、そういう気持ちにならないように学習できないのか、と考えていました。

先日、自分の親に相談したり、この本を読み返していて、自分(親)に原因があることに気がつきました。自分の言動や行動を変えていくために、本で紹介されているのが「家庭ノート」です。

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「家庭ノート」は、自分自身の対応を見直す(自己認識の)ためのノートです。
自分の子どものケースについて答えを知ろうと、本を読んでも、ネットで調べても、それはただの一般論が書かれているに過ぎません。よく似ているケースでも、自分の子どもに場合に最適な対応は、また違うかもしれないのです。

大切なことは、自分の子どもに適したやり方を見つけることだと思います。家庭の数だけ、そして子どもの数だけ対応方法があるでしょうから。

誰かの子どもに対してはうまくいっても、自分の子どもにまで有効かはわからないですから。

昨日記録した「家庭ノート」の一部は、こんな感じです。

子どもへ命令・指示・提案が多いと、子どもが○○になる

私は、ノートではなく、エクセルにつけています。

ノートのほうが良いのかもしれませんが、私の場合は、紙のノートに書くよりも、PCのキーボードを打った方が、何十倍も速いので・・・。思考するスピードよりは、少し落ちますが、ゆっくり話すくらいのスピードで入力可能なので、書くよりは、キーボードのほうラクです。

詳細は、本に書かれてありますが、家庭にいる人(母親・父親・兄弟など)と子ども(対象者)の発言を記録します。

右の備考欄は、親(記載者)は、どのように感じたのかや、こうすれば良かったのかも、と思ったことを記録していきます。

この家庭ノートをつけることによって、客観的に家庭の様子や、自分がどのようなタイプの親なのか、子どもに対して過干渉過ぎないか、放任過ぎないかなどのセルフチェックをすることができます。

記録するだけでは、効果は高くないでしょう。大切なことは、記録した対話から、何を学び取るか?だとおもいます。

先日、自分の母親に、私の子どもの様子を話して、どうしたら良いのかを相談していて、言われたことがあります。

私の母親 「いろいろなこと(情報や私の価値観)を言い過ぎ。黙っておいたほうがいい。私は、勉強中に理解のために必要なこと以外は、言う必要ないと思う。口数が多すぎるから、○○君(子ども)の頭の中がパニックになってるんやで。」

私 「そんなに言ってないやろ?」

私の母親 「いや。言ってるよ~。今も機関銃みたいにしゃべってるやん。○○(子ども)君の頭が混乱する。勉強を教えている時に、あなたの価値観を話す必要はないと思う。~~、とか~~とか・・・。」

自分の母親に言われたことを考えながら、対話内容を記録してみると、確かにそうだな、母親の言うとおりだな~と・・・。

客観的に対話内容を眺めると、命令・指示・提案が多く感じました。

口調は命令口調でなくても、結果的に命令をしていることが多かったです。
例えば、朝「玄関行って、靴履いて~」とかね。
これって、この本によれば、命令なんですね~。

この本から命令・指示・提案の例を引用します。

「起きなさい!7時よ」(命令)
「はやく着替えなさい」(命令)
「パンにジャム塗るの?どうするのよ?」(提案)
「ハンカチ持っていきなさい!」(命令)
「テレビにも時間出てるでしょ!はやく出なさい!」(命令)
「お箸は昨日のうちに出しなさい」(命令)
「うがいタイムがあるからコップ持って行った方が良いんじゃないかしら?」(提案)
「宿題は入れた?」(指示)
「水筒忘れてるわよ」(指示)

命令・指示・提案が多い家庭は、子どもの自立心や協調性・社会性が欠如する傾向があります。結果的に不登校になることも多く、理由が、わかりやすく説明されていました。

親が良かれと思ってしていることが、皮肉にも子どもの自立の邪魔をしてしまっていることが多いが、親自身は気づいていないことが書かれてありました。

命令・指示・提案が多い(口うるさい)家庭の場合は、子どもの将来を考えると、好ましくない性格になるケースが多く、具体的には、例えばこんな感じだと書かれています。

・子どもが無口である
・子どもが口うるさすぎる
・子どもが素直に人の話を聞かない
・子どもに自立心がなく、親への依頼心が強い
・自分の意見がなく周囲の考え方に流されやすい
・作文や図工など考えて作ることが極端に苦手である

うちの子どもの場合は、これらにあてはまりませんが、難しいと思う問題から逃げださない人間に成長してほしい、という希望があります。

そこで、私の母親に相談しつつ、実際に「家庭ノート」をつけてみて、自分の発言を客観的に考えてみると、自分の母親の言うとおりだと思いました。

反省です。

うちの母親が言うには、子どもの(大人でも)怒りは5分程度しか続かないから、放って置けばよいと。

子どもが「できない!!」と怒って席を立っても、「落ち着いたら、こっちにおいで。」と言ってあとは放置するのが良い、というのです。

私はその間、ひたすら黙るように、と。
私が(良かれと思って)しゃべるから、自体が悪化するのだと。

夫・子どもや親といると、朝から晩までず~っとしゃべっている、というくらい口数が多い私という人間に、黙るというのは、我慢が必要です。

母親は、「子どもを変えることはできないけど、あなた(私のこと)がしゃべるのを我慢すれば、子どもも変わるよ」と言いました。

昨日の帰宅後にやってみたら・・・。うまくいきました!!

今までは、
「○くんなら、できるって。もう1回考えてみようや。」(提案)とか、

「最初から難しい問題がすぐにできる人なんておらんって。みんな努力してるんやで(根拠なし)。一生懸命考えたらわかるかもしれへんで?(提案)」とか、

「最初からできると思うから腹立つんやろ(非アクティブリスニング)。できんと思ってやってみたらいいんちゃう?(提案)」とか、

色んなことを言っていました。子どもがやる気になるように、何か言ってあげないとと、良かれと思って・・・。

しかし、うちの子どもに一番効果があったのは、・・・・
沈黙が一番効果あり

私が沈黙するということでした。

皮肉ですね。私が何か言うよりも黙っていた方が、子どもの挑戦する意欲を高めるために、断然効果があるなんて。

(なお、夫は、もともと無口な人なのですが、私が熱くなると、子どもがわではなく、私がわについて、子どもの気持ちを前向きにしてあげようと話しかけていました。これも黙ってもらうことにしました。)

そして、子どもの気持ちが落ち着いて、子どもが自発的に席に着いてから、

私 「やってみる?」と聞くと、

子ども 「(やる気まんまんの表情で)やる。」

そして、もう一度やってみたら、するりと問題が解けました。

うちの子どもには、私が余計なことを言わずに「黙る」(我慢が必要)というスタイルで、取り組んでいこうと思います。

うちの母親が「またどうなったか、結果教えてね」と言っているので、しばらく続けて報告しようと思います。

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