子どもと造幣局の工場見学をしてきました。

小学1年生の子どもと一緒に造幣局へ行ってきました。

造幣局は、日本に三か所あります。大阪の本局、埼玉支局、広島支局です。

今からは、約140年前の明治4年(1871年)に、明治政府が先進諸国の貨幣に劣らない貨幣を製造するために、大阪に造幣局が作られたのが最初だそうです。

造幣局では、貨幣(コイン)勲章(文化勲章・褒章など)金属工芸品(国民栄誉賞のたてなど)の製造を行っています。勲章まで作っているのは初めて知りました。

造幣局の工場見学は、予約が必要で、平日のみになっています。
そのため、小学生の子どもが見学へ行く場合は、春休み・夏休み・冬休みなどの長期休暇になりますね。

まず、最初にパンフレットをいただいてから、工場見学の注意事項の説明がありました。

パンフレットは、子どもには子ども用のパンフレットを頂きました。

この画像は、子ども用パンフレットです。すべてふりがなが振っていて、大きな文字とイラストでわかりやすく、造幣局のことが説明されています。
子どもと造幣局へ行ってきました5(子ども用パンフレット)

また、コイン(お金)ができるまでなどがわかりやすくまとまったビデオを視聴しました。

子どもが多かったため、子ども用のビデオを流してくれました。大人用のビデオもあるそうです。

ビデオを見た後、造幣局の工場では、工場でコイン(お金)ができるまでの様子を見学しました。

子どもと造幣局へ行ってきました4(工場見学 500円玉を打ち抜いた後の金属板)
これは、伸ばした板から丸い貨幣の形に打ち抜いた後の板の写真です。
ちょうど500円玉を作っている所でした。

お金の作り方を簡単に説明します。

1.お金の材料を電気炉で溶かします。(広島支局のみ)

2.金属の板を貨幣の厚みまで伸ばして、巻き取って、ロール状にします。

3.伸ばした金属板から、お金の丸い形(円形)に打ち抜きます。

4.模様を出しやすくするために、打ち抜いた円形に縁をつけます。

5.円形に熱を加えて柔らかくします。

6.油などがついているので、洗浄します。

7.表裏の模様を付けた後、検査します。傷のある貨幣は不合格になります。

8.合格した貨幣は、数を数えて袋に詰めます。

子どもと造幣局へ行ってきました1
これは、500円玉の袋(1袋40万円だったかな?)を大量に、ロボットが運んでいます。

子どもと造幣局へ行ってきました2(500円の袋)
この袋の中は、500円玉がたくさん入っているそうです。
1袋はとても重いのですが、あとで造幣博物館で実際に重さを体験できます。

子どもと造幣局へ行ってきました3(造幣博物館内)
造幣博物館が、敷地内に併設されていて、工場見学の後にこちらも見学することができました。

造幣博物館は、明治時代の西洋風建物で赤レンガで作られていておしゃれな外観でした。館内には、近代の貨幣だけでなく、大判・小判などの古銭をはじめ、明治時代以降の日本の貨幣・外国の貨幣や、勲章・金属工芸品など約4000が展示されています。

見ごたえ十分です。

うちの子どもが特にじっくりと見ていたのが、地方自治法施行60周年のカラーの記念硬貨です。

色付きの硬貨があることにまず驚きましたし、その精巧な作りにも親子で驚きました。

各都道府県ごとに記念硬貨が作られているのですが、地方の特徴が硬貨に描かれていました。

日本地理に興味深々の子どもは、

「あ!坂本龍馬!(高知県の記念硬貨)」
「あ!ティラノサウルス!(福井県)」
「あ!なまはげ(岩手県)!」

という感じで、長い時間、記念硬貨をみていました。

また、造幣博物館には、世界の硬貨も展示されているのですが、硬貨というのは丸だけではないんですね。

外国には三角・四角形・五角形・六角形など様々な形のお金があって、見ていて面白かったです。

工場見学の間は、局員の方がついていて、いろいろな説明をしてくれて、子どもたちはとても一生懸命聞いたり、見たりしていました。

500円の潜像斜めギザの話を聞いたうちの子は、帰宅するなり「500円見せて!」「うわ!ほんまや!」と感激していました。

500円の潜像というのは、500円の二つのゼロの中央には見える角度によって、500円の文字または縦線が見えることです。

日本の500円玉は、世界で初めて硬貨に斜めギザをつけた貨幣だそうですよ。

小学生になったら、算数でたし算・ひき算を習いますので、スーパーなどで自分で買い物ができるようになってきます。

日本のお金(コイン)は、何から作られているのか、どこで作られているのか、どうやって作るのか、作ったお金はどこへ運ばれるのか、などについて、子どもが疑問に思ったら、造幣局へ行くベストタイミングかもしれません。

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