子どもの認知特性タイプを知ることが学力を伸ばす近道

人には主に3つの認知特性があります。

1.視覚優位

2.言語優位

3.聴覚優位

「認知」とは、人がふだん行っている情報収集や理解・記憶・表現などの情報処理活動のことです。知識を獲得する過程や知識それ自体を意味することもあります。

子どもの認知特性タイプを知ることが学力を伸ばす近道になる。

人は、情報収集や情報処理活動のため(認知するため)様々な感覚を使います。

人と話したり(聴覚と視覚、たまに嗅覚も)、テレビを見たり(視覚と聴覚)、ラジオを聞いたり(聴覚)、本を読んだり(視覚、たまに嗅覚も)・・・・。

情報収集のうち、80%以上は「視覚」から情報を得ていると言いますが、視覚情報を処理するのが得意な人、読んだ情報を処理するのが得意な人、聞いた情報を処理するのが得意な人もいます。

どんな感覚を使って情報処理をするのが得意か、で上で書いた3つの認知特性タイプに分けられます。

1.見た情報を処理するのが得意な人 → 視覚優位

2.読んだ情報を処理するのが得意な人 → 言語優位

3.聞いた情報を処理するのが得意な人 → 聴覚優位

また、人は90%近くを視覚を使って情報を得ると言われていますが、視覚で得た情報であっても、思考の方法も上記3つのタイプがあるそうです。

1つのタイプをさらに細かく2つに分けると、6つに分けることができます。

この本には、子どもの認知特性を知るためのテストが入っていました。質問内容は3歳を目安としていて、それ以上の年齢の子どもの場合は3歳ごろを思い出して答える、というものでした。

テストをやってみたところ、うちの子どもの認知特性は、どれが1つが突出しているわけではなかったのですが、視覚が一番強く(視覚優位)、二番目に強く出ていたのが、言語(言語優位)でした。

ただ、認知特性はオーバーラップしている部分もあり、絶対にこのタイプと線引きできるものではないそうです。

「学習能力」は、「知的能力」とイコールではありませんが、人間が持つ能力(「知的能力」「気質力」「身体能力」)のうち、「知的能力」が学習能力に一番影響をあたえるとされています。

「学習能力」には、①ワーキングメモリ、②言語操作能力、③数操作力、④空間認知力、⑤処理能力の5つの要素があるそうです。

例えば、①ワーキングメモリは、作業記憶とも言われていて、短期記憶の操作ために使われます。

短期記憶とは、引き出しにしまってしまう長期記憶とは異なり、脳の前頭葉にある記憶の作業台の上に、一時的に保管された状態です。

ワーキングメモリは、脳の作業台に一時的に置かれた情報に、優先順位をつけたり、取捨選択を行ったりします。料理の段取りを考えるには、ワーキングメモリを使っています。

ワーキングメモリには、視覚的ワーキングメモリと聴覚的ワーキングメモリがあるそうです。

視覚的ワーキングメモリは、視覚優位者が得意としていますし、聴覚的ワーキングメモリは、聴覚優位者が得意です。

人には得意な記憶方法があるので、目で見たほうが理解して記憶しやすいのか、耳で聞いた方が良いのかなど、勉強方法に認知特性を生かしていければいいな、と思っています。

この本には、子どもに合った勉強方法の提案が紹介されていましたので、参考にしていこうと思います。

error: Content is protected !!