仕事を辞めたんですか?と聞かれて思ったこと。

先日、近所に住む女性と偶然日中にお会いした時に、「仕事は辞められたのですか?」と突然聞かれました。

平日の日中に外を歩いていたからでしょう。

その女性のお子さんは、私の子どもが卒園まで通っていた保育園とおなじ保育園に通っています。うちの子どもよりも、かなり小さなお子さんです。

その女性とは、近所や保育園で時折顔を合わせて挨拶をする程度で、ゆっくり立ち話をしたこともありません。フルタイムで仕事を持つ母親同士で、顔を合わせる朝や夕方にそんな時間はないですから・・・。

彼女は、二人目を出産して現在産休中だそうで、上のお子さんが小学校へ上がるタイミングで退職するかどうか、考えているそうです。もしかしたら、二人目の育休あけに、職場復帰しないかも・・・とも言っていました。

私は、用事があって、その時にあまり時間がなかったので、ゆっくり話はできなかったのですが、退職して良かったですか?と聞かれて、「私の場合は、退職して良かったです。」と答えました。

理由を聞きたそうにしていたので、「小学生の子育ては、忙しいですから。」と言いました。

「そうなんですか?」と、先を促されたので、「う~・・・ん。(何と答えて良いか迷いました。)結局、子どもをどう育てたいか、によりますよね。」と答えました。

私は、自分以外の人がどんな生き方をするか、に口をはさむつもりはありません。

自分自身の人生にも、子育てにも正解はありませんし、それぞれがそれぞれの立場で選択するしかないですから。

立ち去ろうとしたら、「また、色々教えてください。」と言われました。

私の経験談や考えが、彼女の役に立つとは思えませんでしたが、「はい。」と答えました。

前の職場を退職したからと言って、仕事をしていないわけではありませんし、現在の状況を細かく説明する義務もありません。

専業主婦ではないんですよ、というつもりもないですし、自分と同じことを、仕事を持つ母親がみんなしたいわけでもないと思っています。

・今の仕事が好きだから、できるだけ仕事優先で、子育ては肩の力を抜きながらゆる~くやっていきたい。

・経済的に不安だから、フルタイムはやめられない。

・子どもに習い事をさせたいし、塾にも行かせたい、旅行も行きたいし、おいしいモノも食べたい。節約するよりお金を稼いで使うほうが性に合っている。

・経済的にはたぶん大丈夫だけど、将来的に子どもにお金がかかるときに(高校や大学でしょうか)、お金が足らなくなる自体は避けたい。

・中学受験とその後の私立中学への進学に、相当なお金がかかるから働き続ける。

・仕事はらくちんで、子育ても近所の実親に助けてもらえるから、辞める必要がない。

これは、私のごく限られた知り合いで、かつ働いている人から聞いたそれぞれの考えですが、本当に色々です。

私の状況と言えば、先日以前の仕事関係の知人から仕事の誘いがあったのですが、断りました。今は、子育てに集中したいからです。(小学2年生の子どもがいます。)

少しの時間でも良いと言われましたが、やり始めたらその仕事にかなりの時間が取られるだろう、と思いました。

これまでやってきた仕事は好きでしたし、適性もあったと思いますが、私は仕事をやるなら、徹底的にやりたいし、手を抜きたくはありません。

子どもを優先させると、顧客や仕事仲間に迷惑をかける可能性があるのが目に見えているので、そういう種類の仕事を今はするつもりはありません。

私はいつもそうでした。

上手に手を抜きながら、同時並行で進める、というのが得意ではないんです。

1つのことに集中的に取り組む、というスタイルが向いています。不器用なんでしょう。

仕事を辞めたんですか?と聞かれて思ったこと

今は、小学生の子育てをしっかりやりたいと思っていますし、実際にやっています。

その結果、うまく子育てできているかどうかはわかりませんが、少なくとも私自身が年齢を重ねたときに、現在のことを後悔しすることはないだろう、と思います。やれるだけのことはやっています。

それでも毎日子育ての悩みはつきませんが・・・。

子どもが保育園時代はずっと、専門職をフルタイムで職場の男性と同等以上のレベルでこなすために、職場ではもちろんのこと、自宅でも仕事や勉強に時間を使ってしまい、子育てに十分な時間を割けないことに、苦しんでいました。

ただ、保育園入園後の2年間はマンションのローン完済まで頑張ろう、と思ったので、あわただしくも何とか乗り切れました。

ローンを完済したので仕事を辞めようと思ったら、今度は子どもが保育園をすっかり気に入ってしまい、辞めたくない!幼稚園に行きたくない。というので、子どもを保育園に通わせてあげるために、卒園まで頑張りました。

ローン完済後の数年間は、フルタイムのダブルインカムだったので、お金をどんどん使いながらも、貯金は貯まっていきましたが、お金に無頓着になっていきました。

自宅で時間をかけて、子どもの相手をしてあげられない分、休日は思いっきり出かけて遊びました。保育園時代は、毎週のように家族で色々なところへ出かけました。

幼児の頃は、小学生以降の成長のために、様々な実体験が大切な時期と本で読みましたので、子どもの保育園時代は、時間的・体力的に可能な限りの体験をお金で買っていました。体験にはお金がかかるものも多いですから。

自転車で行けない範囲まで外出すれば、交通費(旅費)・昼食代・場合によっては宿泊費や夕食代などもかかります。そのほか施設利用代・体験代などもかかります。

当時は、子どもの幼児教育と夫婦のストレス解消・リフレッシュを兼ねての外出でした。

小学生になってから、週末にも習い事が入るようなりましたので、遠出して宿泊することは減り、長期休暇に狙って旅行へ行くようになりました。

日帰りできる距離(電車・自転車・徒歩圏内の近場)の外出を、週末に入れるようになりました。交通費はあまりかかりません。

また、科学館や博物館へよく行くようになりましたので、それほどお金もかからなくなりました。近いし、入館料が安いからです。

レジャーは、安くて内容が濃くなるように、じっくりと計画を立てる時間もあります。計画を立手ている時も楽しいです。フルタイム時代は、検討時間もないので、日程だけ夫と相談して、えいや!で申し込んでいましたので、失敗も多かったですが・・・。

私が、仕事を辞めて良かったと思えるのは、夫が元気に働いてくれているからです。夫には本当に感謝です。

夫がもし倒れたり、仕事を失ったりすれば、私が働きます。できるだけ良い条件で以前の仕事ができるように、色々な準備はしています。この準備は、私の仕事の一部でもあるので、仕事+準備と、一石二鳥になっています。

何かを選択すれば、何かを捨てなければなりません。

この意識が常にあるので、人生で何かを失うことを恐れていません。

今は、子どものために私ができることを勉強して、試して、失敗して、また勉強して、試して、成功することもあれば失敗することもあります。

それでも、子どもは毎日必ず成長しています。この成長している子どもの姿を見逃したくはありません。

他人のための仕事より、自分の子どもの成長のほうがずっと面白いからです。こんな面白いことを人の手に委ねるなんて、もったいないと思っています。

自分がこれまで勉強して仕事をしてきて良かったと思うのは、その時に何が大切かを感じて、デメリット(失うことを)を意識しながらも、思い切って大切なことを優先する選択ができるようになったこと、だと思います。

今は、子どもが幸せに生きていけるように、私がやるべきだと思うことを全部やっていきたい、と考えています。まだやりたいこと全てをやりきってはいませんから。

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