小学3年生は学力格差が開いて定着化する学年

今、この本を読んでいます。

古い本で絶版になっているので、中古で購入しました。

すべてのこどもに確かな学力を(小3年篇)

岸本裕史 部落問題研究所 1983年02月
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by ヨメレバ

この本には、「小学3年生という時期は、仮性低学力児=落ちこぼれの子が、大量に生み出され、定着化する学年でもある。」と書かれています。
小学3年生は学力格差が開いて定着化する学年

また、こうも書かれています。要約しますと、

小学1年生・2年生の頃の落ちこぼれと言われる子は、ほんの三か月、ちゃんと家庭学習に取り組ませると回復します。

しかし、小学3年生で落ちこぼれてしまった子の学力回復は、相当困難です。

なぜなら、低学年のときは、親が勉強しなさい、と強く指示すればやりますが、小学3年生ともなると、落ちこぼれとみなされている子は、うんと発達してきた筋肉によって動き回りたくなり、じっと座ることができないからです。座って勉強することが苦行に感じてしまうのです。

じっと座ることができない理由は、小学1年生~小学2年生の間に、じっと座るための筋肉を発達させる練習、すなわり、家庭での勉強(宿題やおさらいなど)をあまりやってこなかかったから、とのことです。

動く筋肉(動筋)と静かに座っている筋肉(静筋)の両方をバランス良く鍛えてこなければ、動筋ばかりが発達してしまう。また、小学3年生にもなれば、精神的な自立が始まるので、親の強制力が効かなくなり、発達した動筋のせいで、動き回りたい欲求が強くなり、とても椅子に座っていられない、ということなんだと思います。

では、どうすれば良いのか?

著者は、ガミガミママになることをすすめています。どの程度のガミガミが必要か、詳細に書かれてあります。これは、小学校の先生からの視点です。

小学3年生で、口ごたえが多くなってきた子は、きまって学力が低下するそうです。小学3年生のうちに確かな学力を身に着けてもらいたい場合は、何らかの対策が必要だろうと思います。

落ちこぼれと言っても、小学3年生という学年では、まだそんなに重症ではないので、しっかり取り組めば十分に回復可能、とのことです。

この本は、小学校の先生が執筆されたものです。学年ごとに1冊ずつ、確かな学力を身に着けさせるために親がすべきことや、各学年の発達の様子などが詳細に書かれています。

古い本ですが、学力のつけ方に関しては今も昔も同じだと思いますので、とても参考になります。

小学生の子どもを育てるにあたり、大切だと思うことが細かく書かれてありますので、またご紹介していきます。

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コメント

  1. はぴ より:

    こんにちは!
    小2娘(一人)のママですが、
    ちょっと専門的な仕事をしていまして
    通勤1時間のパートをやっています。が。
    娘の勉強を見てあげる暇がなく、
    仕事をやめようか。どうしよう~と迷ったときに
    たどり着きました。
    私は住宅ローンがまだまだ始まったばかりです。
    私もえこどもあママさまみたいに完済していたら
    辞めてたのに・・・。いろいろぐるぐる考えがまとまりません。
    今、辞めないと学力が、取り返しがつかないことに・・・と思ったり。
    しかし、自分の生活や生きがい(大げさ?)もあり・・・。
    職場には何も不満はなく、行事のときもサクッと休めます。
    職場に不満があれば、さっさと辞めるんでしょうね。

    さっそく、岸本先生の本、中古でポチリました!
    情報、ありがとうございます。
    また、時々拝見させていただきます~。

    • ecodomoa より:

      はぴさま

      コメントありがとうございます!
      とても悩みますよね・・・。

      私もはぴさまと同じで、職場に不満はありませんでした。今思えば、様々な面で優遇されていたと思います。
      (特殊な仕事で、経験豊富な専門職を雇わない限り、私の代わりはいなかったからだと思います。)

      それでも、小学生時代の子どもに向き合える時間を大切にしたかったし、何より後悔したくないことNo.1が子育てだったので、退職にいたりました。

      子どもはすぐに大きくなりますね。
      私も退職してからもう3年目です。小学校1~2年はあっという間でしたが、やれることは全部やりました。
      なので、どんな風に育っても私の後悔はありません。
      仕事で得たスキルは、子育てでも色々役に立つのが面白いです。

      今は、学力面はもちろんのこと、子どもが好きなこと・得意なことを伸ばしてあげようと考えています。
      そのためには、子どもをよく観察して、色々なことに取り組む時間がいるので、工夫したとしても働きながらはとても難しかったと思います。
      私の場合、トライ・アンド・エラーが多いので、試行錯誤に時間がかかります。
      今でも時間が足りないくらいです・・・(笑)。

      はぴさまが、楽しく子育てできることをお祈りしています!

  2. まちゃみ より:

    久しぶりにブログ拝見しました。
    自己学習教材を11月から始めたものの、「学校で習ってない」とか、学校行事や習い事の発表会などあって、結局宿題を終わらせる程度。
    うちは小学三年生の娘ですが、漢字も算数の図形も難しくなってきてますよね。。
    岸本先生の本も読みつつ、探っていきたいと思います。

    • ecodomoa より:

      まちゃみさま

      コメントをありがとうございました。
      うちも3年生になって、学校の宿題も増えてきました。

      学校で習っていないことでも、新しいことを学びたい欲求が強いので、提案するとなんでも「やりたい!」と言っております。
      今は、小学5年生の算数の学習を進めています。かなりスローペースです。今やっている「立体の体積の求め方や複雑な図形の面積の求め方」など図形は特に好きらしいので、楽しそうです。
      小学生で学習する漢字(1000字と少し)は、2年生のうちに一通り学習し終わりましたので、今は高学年対象の本をよく読んでいます。またブログで紹介しますね。

      学ぶことを嫌いにならないように、このことを小学校中学年頃から意識したいと思っています。
      もともと子どもは学ぶことが大好きらしいのですが、学校の教師や親の対応により、多くの子どもは次第に学習が嫌いになるのだそうです。

      学びたい気持ちをつぶさないように気を付けているのですが、ダメな母親だなとよく自己嫌悪に陥っています。親も自分の子どもをよく観察して、常に子育てについて勉強しないとな、と常々思います。

      最近ブログを書いていませんでしたが、近々書こうと思います。

      • まちゃみ より:

        返信ありがとうございます!
        …もう、そんなに先の学習を進めているんですね!!それは、母が教えているのですか??
        私は、子どもが小学2年になるときにフルタイムの仕事をやめました。小学1年になったとき、小学生こそ、親が近くに居るべきではないかって思い、仕事をやめました。一緒にいる時間が増えて、今まであまり学校の話をしなかったけどするようになったし、それはそれで良いんですが、勉強がなかなかうまくいかないです。親が勉強教えてると感情的になる(笑)
        まだまだ、何かと模索中です。

        • ecodomoa より:

          まちゃみさま

          何も教えずに簡単な問題集を一人でやっています。それで子どもが間違えたところやわからないところを一緒にやる、という感じです。
          最初に教えようとすると怒るので・・・。自分で壁にぶつかかるまでは、私の説明など邪魔!らしいです。
          「一人でやる!!」と言うもんですから、私の出る幕はないんです・・・。
          簡単な問題集は、最初に例題があるものなら、一人で進めることができるようです。
          これも試行錯誤の結果で、今はこういう方法に落ち着いているというだけで、また変わっていくと思います。

          感情的になる、わかります(笑)。
          まず自分が辛抱強くならないと、とよく思います。
          子どもが感情的になっても、こちらは口調を穏やかに話し続けることを意識しています。難しいですが。
          私が穏やかな時は、一時的に子どもが感情的になっても、子どもの態度もが少しずつ普通に冷静になってくるな~と最近思います。

          お互いに自分なりのやり方を見つけていきましょう。
          応援しています!

  3. わーりん より:

    こんばんは。
    初めてブログを拝見させて頂きました。
    たくさん読ませて頂きましたが
    非常に勉強になりますし、
    面白かったです。
    我が家も、小学3年生の子供がいまして、
    まさに、
    勉強については、いろいろ悩むところで
    す。
    私も、小学入学前に、正社員を退職して、
    家庭学習を進めていたのですが、
    子供の勉強嫌いをさらに、加速させて しまい、、、、
    子育ては、仕事のようには 進まないなぁと
    当たり前ながら、悩んでいる毎日でございます。
    ですので、
    このブログを拝見した時には、
    本当に、嬉しかったです。
    今後も更新を、楽しみにしています。

    もし、差し支えなければ
    中学受験についても、記事にして頂きたいです。

    • ecodomoa より:

      わーりんさま

      コメントありがとうございます。
      小学3年生は、ギャングエイジと言われるそうですね。

      反論内容も、かなり論理的になってきて、こちらも言い返せないことが増えてきました。
      「たしかに、〇〇(子ども)の言うとおりやな。」なんて、負けることもあります・・・。
      しかも、小学3年生は記憶力抜群の年齢なので、以前私が言ったことと今回言ったことの矛盾点を指摘されることが多く、苦戦しています(苦笑)。

      中学受験については、全く考えていないんです。
      自宅から遠い学校へ通うのは、通学時間や労力がもったいないという考えです。公立中学が徒歩5分以内なので。
      うちの子どもの場合は、運動欲求が強いので、中高生時代は通学時間を部活などスポーツに時間を割いた方が良い時期ではないかな考えています。
      近くなら、スポーツをやめて勉強したくなったら、勉強に割く時間も作れます。趣味に走りたくなったら、趣味にはまる時間もあります。
      学校が自宅から遠いと時間的に不利です(私が高校時代にそうでした。通学に往復で、毎日電車+徒歩で2時間~2.5時間と毎日徒歩10分の差はあまりに大きいです)。

      それに勉強は私立でなくてもできると思います。
      経験上、高校から公立の地元上位校(トップでなくても良いです)へ進学できれば、大学受験(旧帝大レベル)には十分間に合うと思っています。
      それ以上になると(例えば旧帝大医学部などを狙う場合などは)、難関中学へ在籍しているほうが圧倒的に有利だと思います。
      うちの子どもは医者になりたいとは思っていませんし、いつか現時点より上のレベルを目指そうと思ったときに自分で勉強へ向かえる精神力や持続力を養う方が先かな、と考えています。

      関東の知人の話では、クラス(公立小)の半分が中学受験するとか。
      住んでいる場所によって事情は変わってきますよね。

      うちの子どもの場合は、勉強は、「好き」だそうです。「面白い」と言います。
      ただ、私に教えてもらうのは「嫌い」だそうです。細かいし、同じことを何度も言うから、とのことです・・・。

      そのため、できるだけ私が関わらなくてすむ方法をいつも考えています。
      問題集もよく書店にいって探しています。一度始めても途中でやめてしまうこともあります。

      子どもに勉強で関わる時は穏やかに話すことをかなり意識しています。
      ↑これが難しいです。でも、やるしかありません。子どもを変えるより、自分を変えるほうがまだ簡単です。
      アンガーマネジメントやコーチングについても知識を仕入れて、実践しています。完璧からは程遠いですが。

      子どもの勉強をみるのは、仕事のようにはいかない、そうですよね。同感です。
      仕事は大人相手ですが(小学校や保育園や塾の先生は別)、子ども、しかも自分の子ども相手なので、感情的になります。
      大人相手には感情的にならないですし、会社員の仕事はしょせん他人事なので、そこまで熱くもなりませんでした。面倒なので相手の主張に折れることも何度もありました。
      自分の子どもとうまくやるために、赤の他人の子どもを教えている(家庭教師をしている)と思うと、少しは仕事のように感じられるかもしれません。私はそういうときがありますので。
      他人の子どもに感情をぶつけることはまずないですから。

      わーりんさまのこと、応援していますよ。
      私は、努力はどこかでいつか実を結ぶと信じています。

      今後も時間を捻出してブログを更新していきたいと思います。

      • わーりん より:

        早速、丁寧なご返信ありがとうございます。
        ギャングエイジ、、
        まさに、真っ最中ですね。笑
        うちの娘は、私にまだ直接いい返さないで裏で怒鳴っていたりします。
        そのうち、くるのですね、、

        私は関東に住んでいるので
        まさに、
        受験が5割くらいでしょうか!
        ただ、娘は、勉強嫌い、。
        ですので、難しそうですが。笑

        参考になるご意見ありがとうございます。
        今後も楽しみにしています。

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