ルービックキューブにはまる6歳児(年長)

ここ1ヶ月ほど、子ども(6歳年長)がルービックキューブ(3×3)にはまっています。
ルービックキューブは、ハンガリーで発明された超難解立体パズルで、日本では1980年代にブームでした(私は小学生でした)。

そういえば、おもちゃ箱から取り出して、ルービックキューブで遊んでいるな~と思ってから1ヶ月ほど経っています。

私は、ルービックキューブをいつ買ったんだろう~と思って、購入履歴を確認したところ、なんと2010年8月(子どもが0歳のとき)に購入していました。

なぜ、私が0歳児(赤ちゃん)にルービックキューブを購入しようと思ったのかは、記憶にありません。
私が自分で遊ぼうかなと思ったような気もします。(育休中だったので)

おもちゃ箱につっこんでいましたが、購入してから5年以上経って、ようやく日の目を見たようです。

どうやら、最近テレビでやっているジュウオウジャー(テレビアニメ)の変身グッズ(動物戦隊ジュウオウジャー 変身携帯 DXジュウオウチェンジャー)でルービックキューブに似たものを使っていることがきっかけになったようです。

子どもがジュウオウジャーを見ていて、「あ!!これ見たことある!」と思って、おもちゃ箱の中をガサゴゾ探したんだろうな~と思っています。

この1ヶ月、朝起きても、保育園帰宅後も、テーブルの上にあるルービックキューブをカチャカチャしている様子でした。

先日、夫が一面をそろえる様子を見ていて、
子ども 「すげ~!!オレもやりたい!!」と、ひたすらルービックキューブをかちゃかちゃやっていました。

母子の会話(数日前)

朝、出勤前に子どもが小1の漢字の家庭学習をしている横で、私がルービックキューブの一面をそろえてやろうとカチャカチャやっていると、

子ども 「お母さん!!ずるい!!」という始末。

母  「それが終わってから、やったらいいやん。漢字は大事やで。お母さんはもう漢字の勉強終わってるし。子どものときにな~。(ルービックキューブをカチャカチャしながら)」

子ども 「すぐに(一面すべての)オレンジ揃えてやるから貸してみ!(えらそう)。お母さんよりオレのほうが、ルービックキューブ得意やで!(それはそうかも・・・)

母 「そうやな~。お母さんこういうの苦手やもん。」

子ども 「理系のくせにな。あ!!すごいやん!あと2つやん!」

母 「『理系』なんて言葉知ってんの?いつ覚えたんやろ?(夫に)」

夫 「あなたが普段言ってるからじゃない?」

母 「○君、そうなん?それとも保育園のお友達と『理系」なんて言葉使ったりする?」
(その間も、ルービックキューブをかちゃかちゃ・・・)

子ども 「お母さんが使ってるから、覚えただけや。」

母 「あ!見て!あと1つ!」

子ども 「あ~!オレがすぐにできるのに!貸して!」

母 「絶対やな? すぐにできるんやな?」

子ども 「うん!」

母 「・・・(子どもの顔を見て考えるが)あかん!!お母さんが自分でやりたいもん!」

子ども 「え~!!ずるい!」

母 「それ、さっさと終わらせればいいやん。そしたらコレ(ルービックキューブ)やりや。どうせ、それまでにお母さん揃えられんから。」

と漢字学習をさせてみましたが・・・。

母 「あ!!もう行く時間や!」

そして、子どもを連れて帰宅後・・・。机の上に揃ったオレンジが!
6歳年長ルービックキューブの一面(オレンジ色)をそろえた

母 「うわ!揃ってる!」

子ども 「オレがやったし(えらそうな感じ)」

母 「お父さんにやってもらったんじゃないん?」

子ども 「ちゃうで!お父さんにすごいな~って言われたし」

母 「そうなん?それはすごいな~」

そして、急いで夕飯の支度を始めました。

夫が帰宅した後に、
母 「ねえ!これって○君がやったん?最後の1つ」

父 「うん。やってたよ。すごいな、もう頭の中にある程度、どう動かしたらいいのか、わかってきたんやろうな~。」

母 「もうすでに負けてるな、私

子ども 「そうやで。俺の方が賢いな(生意気な口調)」

母 「やるな~。○君。お母さん、会社辞めて、○君が小学校に行っている間に練習しようっと。」

子ども 「ずるいで!」

母 「ふふふ。それも作戦のうちや。」

父 「お母さんは、ネットで攻略法を探して効率的にやるつもりやで」

子ども 「オレは、普通にできる」

母 「○君は、できるよ。子どもは頭が柔らかいからな。勝負や。」

などと、やっておりました。

ルービックキューブと数学の動機付けについて

いや~。ルービックキューブ面白いですね。
(面白さの入り口にやっと立っただけで、わかったつもり?)


私小学生のときにはまらなかったんですが、母になってはまりそうです。

ルービックキューブは、6色の立方体を再配置して、6面を全て同じ色に揃える立体パズルです。

その配置の組み合わせの数は、「このパズルで考えられる配置は 43,252,003,274,489,856,000(4,325京2,003兆2,744億8,985万6千)通り」もあります。

どんなに最初がバラバラの配置でも、最低20手で各面を同じ色に揃えることができる、ことが証明されたのが、なんと最近(2010年)のことです(この「20」は、神の数字と呼ばれています)。

ルービックキューブは、群論という代数学の一分野と密接な関係があります。大学で数学を勉強した人しか聞いたことがないかもしれません。高校生が学ぶ数学よりも、もっと抽象的な高等数学です。

ルービックキューブを解いた体験があれば、抽象的な高等数学を学んだとき、具体的な対象を使って人に説明することができるというメリットはあると思います(ただし、これは数学で飯を食う人の話かも。)。

難しいことを考えなくても、パズルは、単純に面白いですし、解けたときは嬉しいです。
「見て!」と言いたくなるのは、子どもも大人も同じです。

子どもが楽しむことは、私も一緒に楽しみたい。そう思います。

子どもの数学的センスを高めたいからパズルをやらせる、なんて人がいます。
こどもに算数が得意になってほしいからそろばんをやらせる、というのと似ています。
パズルをやれば、数学ができるようになるってのはあまりに飛躍があります。

私は、パズル系は大の苦手ですが、高校時代、進学校の理系クラスの中では数学の成績は良かったです。

また、進学校の理系クラスでそろばんをやっていたなんて人はいませんでした。大学のクラスメイトの中にそろばんをやっていた、なんて人は聞いたことがありません(まあ、探せばどこかにいるとは、思いますが)。
そろばん塾へいけば、そろばんはできるようになると思いますが・・・。私はそろばんは全くできませんが、高校数学程度なら得意でした。
算数の勉強のためにそろばん塾へ行かせている人が多いですが(たまたまか?)、時間とお金の無駄遣いだな~(←大きなお世話)。

また逆にパズルが得意な人の中に、数学が苦手な人もたくさんいるでしょうから(想像にすぎません)、算数・数学を得意にさせたいから、子どもをパズルをやらせる・そろばんをやらせるのは、本末転倒だと思いますね(←直接は口が裂けても言えませんので、ここで毒を吐かせて下さい・・・。)。

子どもに学校の算数・数学のお勉強を得意になってほしいなら、親も一緒に勉強すれば良いだけでしょう。子どもにパズルを与えたり、そろばん塾へ放り込むのではなく。

小学校の算数レベルなら、大人になった今なら誰でもすんなりとできるのではないでしょうか。

親が小学校の算数も満足にできないのに(親になって努力もしないのに)、子どもに小学校の算数の勉強を「やりなさい」や「算数は大事」と、押し付けるような育て方はしたくないですね。

数学に限らず勉強に対する内発的動機付け内側から沸き起こるやる気のこと)あれば、学習意欲が非常に高くなります。内発的動機づけとは、ごほうび・報酬がなくてもやってしまうような、その対象を面白い!知りたい!もっとやっていたい!と思う気持ちです。

例えば、何かの試験に合格するために頑張るぞ!という外発的動機づけによる勉強では、合格後に勉強しなくなってしまう可能性が高いです。大学で、周りにいませんでした?そういう人がうじゃうじゃと。

大学は、専門的に勉強するために入学するところですが、入学するために勉強して、入学後に勉強をやめてしまえば、子どもの人生は空回りですね(今後は無意味になっていく大卒ブランドのゲットのみが目的ならいいですが)。親の投資方法としてはコスパ悪すぎです。

子ども自身が面白いと思う気持ち・対象を親が大切にしてあげることで、子どもはだんだんと内発的動機付けを自覚するようになってきます。

自分の子どもには、数学の面白さと、数学が社会でどう役に立つのかを具体的に教えてあげたいと思うので、私も数学についてもっと学びたいと思っています。また、自分が学ぶ姿勢が、子どもに内発的動機付けができるきっかけになれば、嬉しいですね。

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