小学校入学を期に退職して良かったこと悪かったこと

子どもの小学校入学式が終わりました。

会社(フルタイム正社員)を退職後まだ1週間ですが、とにかく辞めて良かった、という一言につきます。
退職していなかったら、いつも「辞めれば良かった・・・」と後悔していただろうと思います。

小学校入学を期に退職して良かったこと悪かったこと

このブログには、「退職 後悔」というキーワードでよく訪問して来られる人がたくさんいらっしゃいます。
これは、退職したら後悔するんじゃないだろうか、退職した人は後悔していないのかな?ということが知りたいのかな~と想像しています。

私は、逆に、仕事を辞めなくて(共働きを続けることで)後悔した場合のことを考えたほうが良い、と思います。

退職し、仕事を辞めたときの後悔ばかりに気にして、仕事を続けた場合のデメリットを考えず、ズルズル仕事を続けている人が周りにいますので・・・。

これまでさんざん考えたことですが、ブログには書いていなかった気がするので、ここでまとめておきたいと思います。

共働きフルタイムの仕事を続けることによるデメリット

フルタイムを続けることによるデメリットは、仕事を辞めればすべてメリットに変わりますので、仕事を辞めないデメリット=仕事を辞めるメリット、と考えれば良いと思います。

子ども(小学生)の登校・下校中に安全確保ができない

登校中・下校中における子どもの安全確保は、基本的に保護者の責任です。学校側は、校内に入れば責任がありますが、正門をくぐるまでに子どもにもしものことがあったら、親の責任だと思っておいた方が良いでしょう。

集団登校といっても、しょせん小学生の子どもの集まりです。集団登校中に事故にあったケースはいくらでもあります

私がもしフルタイムの仕事を続けていた場合は、子どもの安全確保が不十分になっていたことでしょう。今は、登校も下校も自分の目でしっかりと見守ることができます。登校・下校には、自分の子には、必ず付き添う予定です(集団登校中は、すぐ近くを歩いてついていきます)。

子ども(小学生)のメンタル面のサポートが不十分になる

子どものタイプによると思いますが、うちの子の場合は、ゆっくりと自宅で過ごす時間が必要です。ゆっくり過ごす時間があると、こちらから聞き出さなくても、子どもが自分から話します。嫌なこと・不思議なこと・楽しかったこと・面白かったこと・好きなこと・・・。

小学生にもなれば、子どもは親の状況を理解していますので、親が忙しそうなときやしんどそうなときは、気を使ってあまり話しかけてきません

母親でも父親でも良いですが、子どもが話しかけられるタイミングが少なければ、それだけ子どもが自発的に話すチャンスが失われます

あのままフルタイム共働きをしていれば、物理的に時間が少ないので、話を聞いてあげようと心では思っていても、実際に毎日は難しいだろうと思います。帰宅後は夕食の支度・夕食・子どもの宿題・お風呂・明日の準備(テストがある日は理解の確認)など決められたスケジュールを毎日こなさなけなりません。

週末だけならできるかもしれませんが、毎日ゆっくり話す時間は取れなかったでしょう。

毎日子どもが話す、というのが重要です。月曜日に起こった問題を、土曜日に話せと言われても、もう忘れています。忘れるくらいのことなら良いではないか、と言うと、それは全く違います。

アウトプットしなかった、心の中のモヤモヤはたまっていくのです。話せなかったストレス・恥をかいたこと・嫌なこと・親に言いたいこと・・・。大人もそうではありませんか?私はそうです。毎日夫に話すことで、ストレスを解消しつつ、心や頭を整理することができています。

だからこそ、職場で嫌なことがあっても、自分の心と向き合い、問題を日々解決し、楽しく前向きに毎日を送れてきたのだと感じています。

私が高校を卒業するまで母にやってもらったように、自分の子どもにも話し相手になってあげたいと思います。

子どもの勉強面のサポートが不十分になる

どれだけ子どもの勉強をサポートするのかは、各家庭の考え方によると思いますが。フルタイム共働き夫婦では、物理的な時間確保が難しいのは間違いないでしょう。

私は、夕飯の支度をしながら、子どもの宿題を見るなどという芸当はできないだろうと思いました。

例えば、子どもの小学校入学前に、ひらがなの書き方を一緒にやりましたが、そばで張り付いてみていないと、書き順がむちゃくちゃでした。

できあがった文字だけ見ても、どういう順番で書いているのかはわかりません。中学生になれば、いちいちそばで見なくても良いと思いますが、小学校のうちは、国語だけでも、ひらがな・カタカナ・漢字と文字を学習するので書き順を丁寧に見てあげたほうが、良いと思います。

また、算数は思考過程が重要です。計算だけの公文みたいな教材なら、夕食の支度など家事をしながらでもできると思いますが、何をどのように考えているのか、理解度はどのくらいなのか、思考スピードが遅い=理解が不十分である、などを見極めるためには、そばに張り付いている必要があると思います。

その時間は、1科目で15分か20分くらいだとは思いますが、あのままフルタイム共働きを続けていては、合計30分~1時間の家庭学習の間にそばで見ることすら難しかっただろうと思います。

子どもの習い事を制限する

小学校くらいから習い事を始めることも増えてくるかもしれません。

我が家もスポーツと音楽の習い事をしています。しかし、小学校低学年のスポーツは、平日15:00スタートとか16:00スタートとか、遅くとも17:00スタートなどが多いです。

ここは都会なので、19:00スタート、19:30スタートの子どもの習い事もありますが、スタートが遅いと、終了時間が20:00とか、20:30になるので、それから帰宅してお風呂に入って寝るとなると、21:00を過ぎてしまいます。

フルタイム共働き家庭では、そういう遅い習い事を選択するか、習い事ができないということになります。

または、ファミリーサポートなどを利用して、学童から習い事の場所まで子どもを連れて行ってもらい、習い事先に子どもをお迎えに行く、という選択肢もあります。しかし、費用もかかりますし、何より、子どもの状況を理解するのは難しいでしょう。

家事が不十分になり、家庭生活の質が低下する

フルタイム共働き時代の我が家では、夫のサポートが全面的にありました。サポートというより、家事能力と費やす労力・時間は私と同じなので、家事も二馬力という感じでした。

我が家では、片づけよりも食事と洗濯を優先していましたので、家の中は散らかっている日が多かったです。

整理整頓されている状態が好きな私には、かなりのストレス状態にありました。週末は片づけをするそばから、小さな子どもが散らかすので、またストレス・・・。散らかった部屋でも平気な夫にとっては、なんてことないことだったらしいですが・・。

そのため、子どもの部屋は、習い事の先生が自宅に来る日と、保育園友達が遊びに来る日だけ、片づけと掃除をやることにしました。それ以外の日も、我慢ならなくなったときは、片づけていましたが、体力的にきつかった・・・(子どももブロックの作品を片づけると怒るし)。

また、週末は、家族で遊びにいきたいのに、家事・食材の買い出しを集中的にやらなければならず、それもストレスでした。

あのまま仕事を継続していれば、家の中も散らかったまま過ごし続けることになっていたと思います。

今は、毎日20分か30分の掃除や片づけをするだけで、綺麗な状態を維持できています。あ~退職して良かったです。フルタイム共働きというのは、この30分をねん出するのが難しいんですよね~。もう一人奥さんがほしかった~。

せっかく買った自宅を、居心地良くしたいし、気持ちよく綺麗に使いたいんです。子どもが生まれるまでは、何にもなかったうちにも、たくさんのモノが増えました。整理して捨てていこうと思います。それもまた退職した今だからこそできる時間の使い方ですね。嬉しいです。

お金を無駄に使ってしまう

地域によるかもしれませんが、私が住んでいる所では1000万以上の世帯年収があれば、ストレスなくモノやサービスを買うことができます。

正社員共働き20~30代なら1000万~1500万くらいの世帯年収があると思います(私たちがそうでした)。

フルタイム共働き時代は、値段をそれほど気にすることなく、モノやサービスを買っていました。あまり吟味する時間もないので、必要!良い!と思えば、すぐに買っていました

それでもお金がどんどん貯まっていきました

でも、本をたくさん買っても、読む時間はなかなか取れませんでした。これからは図書館で借りて期限内にゆっくり読むことができます。

フルタイムで働いていた頃は、図書館で借りても、忙しくで期限内に読み切れないまま、そのまま返すことが多々ありました。図書館に借りに行ったり、返却したり、自分の番まで回ってくるまで待つ時間がもったいなくて、本を新品で買うこともありました。

お風呂掃除やエアコンの掃除を外注したこともあります。でも、時間に融通が利く今は、自分で掃除することができます。

服も気に入れば、10万くらいのスプリングコートやスーツを仕事着として買っていました。でも、そんなに高い服でなくても、デザインも着心地も良い服は色々あるでしょう。時間がなかったので、見て気に入れば即買っていました。これからは、デザイン・着心地・値段に納得できる服をゆっくり探せるのが嬉しいです。

子どもを塾へ行かさないと不安になる

フルタイム家庭では、小学校3年・4年くらいから子どもの塾に行かせる人が多いです。中学受験する場合もあると思います。

でも、我が家では、中学受験に意味を感じていないので、塾は不要と思っています。実際私も私立中学へは行っていません。夫は、小学校時代に塾へ通い中学受験しました。夫は、私立中学でしたが、子どもに中学受験はさせたくないとのことです。

ですので、小学校時代にフルタイムの仕事をしなければ、親が子どもの勉強を見る時間の余裕が充分にあるので、塾へ行く必要はないと思っています。中学受験をするとしても、学校が終わったのちに、塾へ行って勉強する必要性は感じません。自宅で勉強するほうが何倍も効率が良いと思っています。

塾へ通わずに高学歴になったお母さんは、実際のところそう思いませんか。子どもを塾へ行かさないと不安を感じるのは、周りの共働き家庭(職場の先輩とか?)の影響を強く受けているんだろうと思います。自分たち夫婦だけの力では教育面でのサポートに自信がない、ということなのでしょう。時間的余裕がないからです。共働きのデメリットですね。

中学受験するとなると、共働きを続けざるを得ない家庭もたくさんあるでしょう。中学・高校が私立になると、学費もかかりますし、塾代もかなりかかるでしょう。

でも、そういう家庭と、公立の小学校・中学校・高校で同じ大学へ行くケースはたくさんあります。私自身は、ず~と公立の小・中・高です。その後は現役で国立大学でした。回りそういう人はゴロゴロいました。クラスに私立中出身の人もいましたけど、少数派でした。結局、大学が同じなら、それまでのコストは低いほうが良いと思っています。

私立中学・私立高校へ行かせるために、共働きをして、時間はないけど、お金はあるので塾へ行かせて、勉強面を外注して、家事を外注して、・・・という人生は私たちは選びたくはありませんので、そのような負の連鎖から外れることができて、幸せだな~と感じています。

週末が家事でつぶれやすい

核家族フルタイム共働き家庭の平日は、毎日家事を十分にこなす余裕がありません。我が家では、部屋の片づけ・整理整頓とカーテンやシーツなどの大物の洗濯が後回しになっていました。

また、子ども(男児)の破れたズボンを縫ったり、取れたボタンを縫いつけたり、出てきた糸はさみで切ったり・・・繕いものも週末にやっていました。

掃除で、細かな部分の拭き掃除・キッチン周りの掃除・玄関の掃除も週末に・・・。

週末にまとめてやっていた家事がたくさんあるので、土日のどちらかはそのための時間が必要でした。でも、今後は毎日私がチョコチョコと家事をやるので、週末にまとめてやる必要がなくなります。その分、家族みんなで本当の楽しみに使う時間が増えるので、それが嬉しくてたまりません。

また、家族で楽しむ週末の予定も、会社の昼休みや通勤時間中に焦って考える必要はなく、ゆったりと自宅の快適な空間で、好きな飲み物でも飲みながら、様々な角度から検討することができるのもうれしいです。事前に充分に調べることができるので、無駄にお金を使うことも減るだろうという二重のメリットがあると考えています。

あのままフルタイムで共働き(核家族)を続けていたら、きっとここに挙げたようなこと(まだあるかも)で、辞めなかったことを後悔する毎日だっただろうと思います。

住宅・教育・老後のいずれについても、経済的に大きな問題はないので、退職して良かったと思います。もし重大な問題が起きそうなら、また働けばいいと思っています。

知人の話ですが、(共働きで)働いていないと(経済的に)不安だと言っていました。経済的な面で何がどう不安なのかを検討する時間的・精神的余裕もない、とのことでした。

彼女の旦那さんの収入からして十分やっていけると思いましたが、とにかく不安なんだそうです。無理をした結果、体をこわした上、うつ病になってしまいました。フルタイム夫婦のみなさんは、夫婦ともに働けなくなる前に、どちらかの退職か転職を視野に入れて、自分と家族の体と心を守って下さいね。

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