小学1年生の2学期に入ってから、絵本から児童書への移行を試みました。
1学期でひらがなを習い終えましたので。
特に男の子が好きそうな本を選んで、図書館で借りたり、子どもが気に入った本はシリーズで買ったりしています。
先ほど、読み終わった本の数をざっと数えたところ、2学期~3学期現在までで、120冊ほどの児童書を読んでいました。
(うちの子どもは、気に入ったら同じ本を何度も読むので、読んだ本の延べ冊数は200冊以上になるかもしれません)
けっこうな数を読んでいてびっくりしました。
うちの子どもは没頭タイプなので、読み始めると一気に何冊も読みます。そのために、冊数が増えているのだと思います。1日何冊とか決めているわけではなく、全く読まない日もあれば、気が向けば10冊くらいどかっと読む、というような読み方をしています・・・。
それでも、1週間単位で見れば、10冊程度は読んでいると思います。
(一度読んだ本も繰り返し読んでいます。)
うちの子どもが読んだ中で、小学校低学年(男子向けかも)の読書習慣化におすすめの本をご紹介します。
「かいけつゾロリ」シリーズ
最初は、低学年男子向けの「かいけつゾロリシリーズ」を試すことにしました。
その中でも最初に読んでもらったのは、この本。
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かいけつゾロリのドラゴンたいじ (1)
原 ゆたか ポプラ社 1987-11
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「おもろい!!」と言った後は、一生懸命、大きな声で音読していました。
結果、ゾロリシリーズは、うちの子どもにハマりました。
2冊目からは、黙読になり、1冊10~20分ほどで読み切るようになりました。
このゾロリシリーズの本が引き金になり、小学1年生の2学期からは、絵本ではなく、文字が多めの児童書(絵が多いです)をよく読むようになってきました。
しばらくは、ゾロリシリーズを59冊目まで読みました。
最新刊は、60巻目のこちら。
今、これを書いていて最新刊の存在を知りましたので、Amazonで注文しておきました。
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かいけつゾロリの王子さまになるほうほう(60)
原 ゆたか ポプラ社 2016-12-01
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「おばけずかん」シリーズ
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やまのおばけずかん (どうわがいっぱい)
斉藤 洋,宮本 えつよし 講談社 2013-06-26
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このおばけずかんは、保育園の年長さん頃に、本屋で見つけて気に入って、購入した本です。
表紙の裏を見た子どもが、シリーズがあることを知り、少しずつ買いそろえていっています。
当時はまだ5冊目までしか出版されていませんでした。
保育園時代は、読み聞かせを良くていていましたが、今は自分で黙読しています。
おばけなので怖い話かとおもいきや、その退治方法や追い払う方法がユニークで笑えます。話しの最後は必ず怖くないようになっていますので、子どもが好むのかもしれません。
18巻まで出版されています(2017年2月現在)。最新刊は2016年出版です。シリーズはまだ続いていると思います。
「キャベたまたんてい」シリーズ
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キャベたまたんてい なぞのゆうかいじけん
三田村 信行 金の星社 1998-12
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この「キャベたま たんてい」シリーズも、子どものお気に入りで、没頭して読んでいます。
野菜たちが主人公の探偵ものです。
全シリーズで16巻あって、最新刊は2016年出版です。
上述しました「おばけずかん」シリーズの絵を描いた宮本氏が絵を担当しています。
「1ねん1くみ」シリーズ
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1ねん1くみ1とうしょう (こどもおはなしランド)
後藤 竜二 ポプラ社 1987-01
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「1ねん1くみ」シリーズは、これを最初に読んでからハマりました。
うちの子どもは、走るのが大好きなので、シリーズの中でも最初にこれを読んでもらいました。
このシリーズは、24冊あると思います(正確ではないかもしれません)。
シリーズ最新作は、2009年です。
「キツネのかぎや」シリーズ
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ライオンの金庫 (キツネのかぎや 2)
三田村 信行 あかね書房 2002-06
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この本も、うちの子どもが大好きです。「かぎや」は、「鍵屋」のことです。
金庫や色々なところにある扉など(大抵はドキドキする場所にある)を開けることを依頼されて、キツネのかぎやが鍵を開けようと奮闘する話です。
ドキドキ感が子どもが好きな理由だと思います。タイトルに悪魔・透明人間・河童・海賊・地獄など、男子が好きそうな言葉がずらりと並んでいます。
10巻で完結しています。最新刊は2006年のようです。
「かいぞくポケット」シリーズ
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なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)
寺村 輝夫 あかね書房 1989-06
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20巻で完結しています。最新刊は、1998年出版です。
まだ、3~4さつ目ですが、うちの子どもが図書館で見て、自分から「これ、借りる!」と言った本です。
下記の「吉四六さん」と同じ作者「寺村輝夫」氏の作品です。
吉四六(きっちょむ)さん
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吉四六さん (寺村輝夫のとんち話)
寺村 輝夫 あかね書房 1976-10-25
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上記「かいぞくポケット」シリーズと同じ寺村輝夫氏の作品です。
単独ですが、このとんち話の本が大好きです。
子ども自身も読みますし、読み聞かせも良くせがまれます。
そして毎回、同じオチで子どもが笑います。
最初は、図書館で借りたのですが、あまりに気に入っているので、先日購入しました・・・。
今後は、この寺村輝夫氏の作品を試してみようかなと思っています。
寺村氏の文章には、あたたかみがあるし、リズムもあって読んでいて楽しいです。
言葉遣いも正しくて綺麗です。ですから、読書を始めたばかりの低学年にぴったりだと思います。
シリーズ化していない単独でよく読む本なら、他にも色々あるのですが、書ききれませんでした。
また、時間を見つけてこのブログでご紹介します。
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